今日はMちゃんと美術館めぐりの日。まずは丸の内の出光美術館青磁の美」。お金持ちが飾っておくような焼き物より、器のようなたくさんの人が使ってきた?と思われるものに惹かれる。いろんな人の手を経て現在までその姿を残しているところがすごいなぁと。特別出品 青磁鳳凰耳花生 同じ時代の同じ釜の焼き物なのに形、雰囲気が4点とも違っていて、作った人?の違いなのかおもしろいなと思った。展示品の中では、日本の板谷波山の作品が凛とした線をもっていて好き。皇居の緑を眺めながら、のんびり無料のお茶を頂いた。ゆったりできる美術館。


お昼は帝国ホテル17Fのアクアラウンジでアフターヌーンティ ホワイトアスパラとズッキーニのサンドイッチがおいしい♪窓側の席を用意してくれたので、日比谷公園、皇居の緑を眺めながらおいしくダージリンをいただきました。

食事の後は東京国立近代美術館工芸館「三輪壽雪の世界」。小学生の頃初めて鬼萩を見たときには脳みそみたいだなぁと思ってた。今でもグロテスクなイメージだったんだけど、昭和50年ぐらいの作品はお茶碗として使い勝手がよさそうで見た目にも品があって美しい。近年の作品ほど大胆におおぶりに自分の表現?したいもの、作りたいものをつくっているという力強さが感じられる。館内で流れている三輪さんの姿を拝見しながら作品を見る。人としてとても魅力的。年をとるほどに豪快な作品になっている気がして不思議。