hinemosunotari2007-10-31

ちょっと寝坊してしまい、、、8時の新幹線で一人京都へ。
ホテルに荷物をおいて、前から行ってみたかった相国寺承天閣美術館へ。平日なのもあって静かにゆっくり展示を見ることが出来ました。
特に印象深かったのは、足利義満一行書「放下便是」、千利休一行書「弧船歳月」、小堀遠州野々村仁清作 茶杓野々村仁清作のてんとう虫がついたかわいらしい香合も展示されていたけど、本当に器用な方だったんだろうなぁと思う。
相国寺(しょうこくじ)は、秋の特別拝観期間だったので、法堂、方丈、浴室を見せていただいた。法堂では、説明もして下さったので天井の蟠竜図(ばんりゅうず)、別名 鳴き竜も興味深く見ることができた。ある場所で、手をたたくと「カタカタカタ」と竜が鳴き声?が聞こえる。いったい誰が考えて作ったのか?すごいなぁ。
「相」の字は、「しょう」と読むと助けるという意味になり、相国寺は、国を助ける寺という意味だそうです。

お昼は、お隣にある同志社大学の寒梅館にある“アマーク・ド・パラディ”で青唐辛子とちりめんじゃこのパスタを頂きました。学食もたまには楽しいです。

食後は、表千家の北山会館へ。
「元伯宗旦展 残された手紙にみる生涯の茶の湯
お呈茶を頂くときに隣合わせた、年配の女性とお話をしながら資料や手紙を拝見しました。東京から二条城のお茶会に参加するために京都にいらしたそうです。
それにしても、北山会館のお呈茶は、あれでよいのかな??係りの方々もお稽古されてる方がお茶をたてているんだよね???
展示物を読んでいると、相国寺に宗旦狐を祀った「宗旦稲荷社」があるとのこと。以前に宗旦狐を題材にした小説を読んだことがあったので・・・見逃してしまったのは、残念・・・ またの機会にお参りしよう。
今回の展示をみて気になったのは、東福門院様というのは、どういうお方だったのかとうこと。調べてみませう。

それから、銭湯を改装して作られたカフェ「さらさ西陣」(北区)でお茶しました。和製のマジョリカタイルが可愛い。キームンの紅茶と、ガトー柚子ショコラをいただきました。ほんとに柚子味のチョコ!のんびりくつろげる雰囲気のカフェ。今度は、夕食時に来てみたいな。かかっていた音楽もとっても和み系で可愛くて、お店の方に伺ったら、「クランボンのミュージカル」というCDとのこと。
カフェでのんびりしたせいもあり、夜ご飯は、先斗町で軽く、にしんそば。
お土産を購入して、ホテルに戻り、明日の短期講習会終了生の集まりの準備をして就寝。