hinemosunotari2010-11-23

青山の善光寺和文化研修講座「茶道と食」に参加。京都席でお薄を頂き、小間で濃茶をいただく。事前に頂いていた濃茶席券の15分前に寄付に行くと、すでにみなさんお菓子を食べられて路地へ向かう廊下に並ばれているとのこと。「急いでお菓子を食べてください。」とのことで、何だか詰め込んだような感じで食べて列に並んだけど、結局それからまたしばらく廊下で待ち時間あり。黄葉したもみじが雨にぬれて美しい路地。小間の席はちょうどハルナさんのお点前。キュウキュウにお客さんが入っている上、薄暗い小間席なのでお点前はよく見えなかったけど、緑色の着物でお点前されてるハルナさんがとっても綺麗でした。お濃茶が練られるときにはお茶の香りがふわぁーんと漂ってきた。お席を出て、ハルナさんとちょこっと挨拶程度におしゃべりをして、東京席で薄茶を頂く。続いてすぐに「食」。食法についての簡単な講義を聞いてから、「五観の偈(ごかんのげ)」をみんなで唱え、食事をはじめるのだけど、食べる時間が短くてこれまた詰め込む感じに。汁碗は白味噌仕立て、蕪に緑をのせて和がらし。急いで食べたせいか胸やけ。お菓子も三つ食べてるしね。。。最後に花月席(裏千家)。お茶会で花月って?と思っていたら、お客さんから5人、花月を実際にする人が出て、他は見学という斬新な趣向。しかも流派が違う、その日初めて合ったお客さんが一緒に花月をするというのもおもしろかった。
何だか今日は気持ちが浮ついている感じがして、拝見もそこそこ、とりあえずお席をまわることだけ考えていたら、12時過ぎには全てのお席に入り終わった。

今日は洋服で出かけたので、帰りに服など見たりする。仕事復帰する前には少し服揃えなきゃと思うので、ちょこっと下見。にいたと豆と待ち合わせて日用品なども少し買い物して帰る。


花月(七事式のうちのひとつ)
七事式(徳川中期、茶道人口が増加し、それに見合った稽古法を、表千家七代如心斎裏千家八代又玄斎が話し合いつくったもの)

写真: 雨に濡れる中庭の景色。お濃茶席の待ち時間に眺める。