「お出かけするから準備してー」リュックにあれこれ詰め込んでいる豆さん、「そんなにいれたら重いよー」と言ったら「豆、マンガルカラ」だそうです。
3人でお出かけ。ハハは苦手な渋谷へ。豆とチチは銀座へ。途中乗り換えで別れるとき、「ハハトー」と豆が泣いていたので、心苦しい感じで、渋谷 C.C.Lemonホールへ。今日はずっとライブで見てみたいと思っていた森下洋子さんの舞台、松山バレエ団、新「白鳥の湖」ニ幕・三幕より。幕が開ける前に、森下洋子さんのトークあり。舞踊歴60周年ということで、ずーっと大先輩なのだけど、なんて愛らしい人なんだろうと思った。キラキラしていて、細くて、繊細で。話し方ももソフトで優しい。幼稚園の頃、テレビで森下洋子さんが踊っているのを見てから、バレエに憧れてた。だいぶ前にテレビで一幕踊るごとに舞台袖で倒れたように横になっている洋子さんを見ていたので、今もお元気で踊っていらっしゃるところを見られて感激。
松山バレエ団のバレエは、これぞ日本の古きよき、まじめなバレエという感じ。よくも悪くも洗練されていないこてこて感。近くに座っていたおばさま方が、「年をとると松山がいいらしい」という話をしていたけど、確かに客層も年配の方が多め。
終演後、ダンサーが出口で見送りをしてくれて、森下さんを近くで拝見することができて、うれしかった。今日は夢がひとつかなったな。
森下洋子さんのお言葉・・・・・
「細くてもいいから、長く続けること。よいことを考えること。毎日一年生の気持ちで、今日はこうしてみよう。明日はこうしてみよう。と考えること。」