hinemosunotari2007-11-10

まだ、風邪が治りません…

今日は、義父母と美術館めぐりです。
まずは、本日の目的、「大徳川展」東京国立博物館へ。上野はいつも混んでいますね。人の頭越しでしたが、たくさんのすばらしい品が陳列されているのが見えました。中でも気に入ったものは、お茶入れと小袖。


・唐物文琳茶入 銘 秋野(あきしの)   名物  個人蔵
色・形ともに優美で女性らしい艶
なぜか、ルイスCティファニーのランプが頭に浮かんだ、、、アールヌーヴォー?の色


・萌黄紋縮緬地雪持竹雀文牡丹紋付小袖   天璋院
黒の竹林に降り積もる白い雪の刺繍、立体感が感じられてすばらしいです。

公家の意匠は刺繍を多用し風景の一部をクローズアップするのに対し、武家は俯瞰的に風景意匠を現すものが多いようです。


あまりに広すぎて、両親も歩きつかれたようでしたので、常設はさらっと流して全部は回りませんでした。
企画展示室でみた、黒田青輝「フィガロ・イリュストレ」に掲載された日本女性「掃除」はとても素敵だったな。


お昼は、上野藪そばへ。私は、あられそば(貝柱がのったもの)を食べました。
彼の頼んだ かきそばの牡蠣も、ちょっともらったら、軽く炙ってあっておいしかった。

アメ横を見物しつつ、御徒町駅から電車にのって有楽町へ。


続いて、東京国際フォーラムB1Fにある「相田みつを美術館」へ。
学んだ言葉 「無為不待」(むいふたい)
美術館の中にあるカフェでコーヒーを飲む。
良心的な価格でコーヒーの味もよく、くつろげます。

 
それから、出光美術館「乾山の芸術と光琳」へ。
出光美術館は、展示の数も広さも程好くて、内容も好みのものが多くお気に入りの美術館のひとつ。

光琳、乾山兄弟は呉服商 雁金屋に生まれる
雁金屋は、後水尾天皇の夫人、東福門院和子(とうふくもんいんまさこ)お抱えのトップブランドだったそうです。


プランタン、イトシアをぷらっとみて夜ご飯。
東京交通会館14Fにあるスカイラウンジへ。ここは、回転式のレストラン。
思ったより回転が速くて酔っちゃう?かと思ったけど、慣れてくると景色を楽しみながら食事ができました。お台場に花火が上がるのもみえて、たまにはこういうのもいいかもねーと。鴨胸肉のポワレ ドライチェリーソースが美味しかったー。


お父さん、お母さんも、楽しんでくれたようでよかったよかった♪



風邪は、今度は鼻にやってきたようです・・・