hinemosunotari2007-11-18

今日はりん先輩のお誘いで、まきちゃんを誘って中野にある蔓昌院功運寺の献茶式へ。このお寺は、蔓昌院と功運寺という二つの徳川家縁のお寺が一緒になったお寺だそうです。
千葉宗立宗匠によるお献茶でした。お寺の三姉妹?がお着物でとっても可愛らしかったです。宗匠のお献茶は、あまりよく見える位置ではなかったのですが、袱紗さばき(四方さばき、真のさばき)はよく見えて参考になりました。それから、建水にお水をこぼされる手がとても綺麗だったのが印象的でした。使用後の水を建水にあけるという行為ですが、捨てるんだから大雑把でいいというものではなく、最後まで丁寧に行う気持ちが大切なんですね。
1階の服席のお菓子は、栗餡のおいしい清辰庵(せいしんあん)の「山路」でした。お軸は「緑毛」。香合は、ノンコウ作。お茶は、真葛さんの七宝数茶碗で頂きました。
2階の立礼席は、京都、伊織のお干菓子。お軸は「福寿」。立礼卓がはじめてみる形でした。少しお点前しにくそうかな。お茶は、大分、小鹿田焼(おんたやき)のお茶碗で。煙草入れがやしの実で可愛かったです。
お茶を頂いて、幼稚園のホールで点心(三友居)も頂いて、まだ時間が早かったので、まきちゃんと六本木のサントリー美術館へ、「鳥獣戯画展」を観に行くことに。美術館に入るのに並ぶなんて・・・こんなに鳥獣戯画ファンがいるのね・・・さらーっと人垣の後ろから見て出てきました。

地下のとらやさんで、ちょっと休憩。お煎茶と猪子餅をいただきました。王貞治さんを見かけました。


*ノンコウ : 楽家3代 道入の別名。慶長4(1599)楽家2代 常慶の長男として生まれる。名は吉兵衛、のち吉左衛門、剃髪して道入、別名「ノンカウ」。明暦2年(1656)没。銘印は、大小二種あり「樂」の字の中の「白」が「自」となっていて「自樂印」と称される。