hinemosunotari2007-12-12

お休みですが、少しだけ早起きして江戸東京博物館北斎 ヨーロッパを魅了した江戸の絵師」へ。
「海辺の漁師」まっすぐな線で打ち寄せる波を表現しているのがめずらしい。北斎の「東海道五十三次」(伊勢屋利兵衛版)や「富嶽三十六景」(ふがくさんじゅうろっけい)(西村屋与八版)も平日のせいか、ゆっくり見ることができました。「神奈川沖波裏」「凱風快晴」は、日本人なら誰もが一度は目にしたことがあるんじゃないかなと。いつ見ても構図の大胆さを感じます。北斎が描く人物の表情は、どこかユーモラス。肉筆の掛軸「恵比寿図」や絵手本「踊独稽古」など、思わずこちらまで微笑んでしまうような楽しい人物の表情。「吉原妓楼の図」は、「お江戸吉原事件帖」のドラマを見ているので、こうなっているのね〜と興味深く見る。北斎の「八十三歳自画像」には、何だか愉快そうなお爺さんが (^ー^* )
常設展で展示されていた「川上不白江戸千家展」も見たかったのだけど、今日は時間があまりなくて断念。

葛飾北斎(1760-1849)ドビュッシーゴッホにも影響を与えた浮世絵師