hinemosunotari2008-03-22

7時起床。髪のセットはあんまり考えていなかったけど、長さが変わるとまとまり具合も変わる。朝ごはんは、伏見京納言のあんぱん、マンゴーヨーグルトとお茶。お化粧して着物を着る。帯の締め具合をどれくらいにしておけばいいのか難しい。補正なしでOK.
バスで堀川寺の内まで行き、裏千家の茶道資料館「裏千家所蔵 絵画展 屏風を中心に」へ。酒井抱一、三幅一対のお軸のうち「松に降る雪」が特に好みでした。お呈茶は、檜垣青子さん(ひがきせいし)作、赤楽の半筒のお茶碗でいただきました。お菓子は、関東風の桜餅。ホテルでもらったチケット(着物でお出かけ特典)で、バスも無料、茶道資料館も入場無料でした。


11時、集合場所の表千家茶道会館へ。まず顔合わせがあり、近くの田丸弥さんで昼食です。つけものおいしい。知合いに「お点前が上手なので、お師匠さんの名前を聞こうと思ってたの」と言われて嬉しかった(*^^*) 時間が余ったのでみなさんは茶道資料館へ。私は茶道会館でのんびり。13時からお家元見学。渡辺宗匠のご子息?のご案内でした。まず供待(家来をまたせたといわれる場所)で露地草履に履き替えます。露地口をくぐるとそこはいつきても別世界のような空気感があります。最初に点雪堂(祖堂)で利休さんの像にお参りをしました。天井は奥から、格天井、網代天井、駆込み天井となっていて、道安囲いになっているのが特徴。天気がとてもよく、明るかったので、いつになく利休像もはっきり見えました。次に啐啄斎好みの反古張り(ほごばり)の席へ。こちらも手紙の文字が(読めませんけど・・・)はっきり見えました。このお席では、正客と次客の席が茶事の途中で入れ替わるそうです。でも、実際に茶事で使われたことはないお席だとか・・・露地を通って七畳と無一物を拝見。茶室と稽古場の違いというのは、水張り口があるかないかということだそうです。九畳敷と残月亭で上段の天井2枚の杉板、乱れ桐の欄干にまつわる駒沢利斎さんのお話を伺う。不審菴はつりとびらから入り見学。今日は蓋置で扉がおさえられていましたが、通常は建水でおさえておき、建水を持って入ると自動で扉がしまるしくみ。前回秋に来たときとは拝見する順番が違ってまた新鮮。季節や天気で雰囲気も全然違いますね。

お家元見学のあとは、タクシーで大徳寺へ。MKタクシーはやはりサービスよいですねぇ。瑞峯院の方の案内でまずは山門(金毛閣)を見学です。短講の時も見学させていただいたような気がするのですが・・・記憶が・・・。お寺の関係者でもなかなか山門へ上がる機会はないそうで貴重な経験です。ただこの山門に上がる階段すごく急なんです。頑張って上り下りしましたけど、ちょっと怖かった〜。瑞峯院へ移動してお茶室でお菓子とお茶をいただきました。瑞峯院の大徳寺納豆は柔らかめなんですね。床のお花は、黄藤と胡蝶わびすけ。独座庭、閑眠庭、安勝軒、平成待庵を見学。解散後、確かここから「さらさ西陣」が近かったはず・・・と思って歩いてみたのですが、、、見つからず、地図もなく、、、とぼとぼ歩いていると堀川寺の内のあたりまで来てしまい、あきらめてバスで駅に戻ることに。バスを待っていたら知合いに声をかけられ、一緒にバスで戻りました。


駅に戻り、美術館「えき」KYOTO 「ひろしま美術館所蔵 フランス近代絵画名作展」を見る。疲れてお腹が張ってきてしまったので、ざっと見て夕食に。トマトソースのパスタがすごく食べたい気分だったのだけど、着物で食べる勇気はなく・・・スープ スタイル モレットというお店で海の幸のリゾットを食べました。たくさんの魚介にトマト味、大好きなブロッコリーも入っていて美味しかった。ホテルの戻って、中村藤吉本店 生茶ゼリーを食べながらのんびり。



今日は、書ききれないくらいたくさんのことを見て聞いて感じた一日でした。



3. 2008年 美術館、博物館12回以上足を運ぶ (*^^)v  Clear!!!